赤単使い並感のプロツアー考察

・トップ8の赤単は皆アタコマをタッチしていない純正赤単でした。
これはオリジンで衰滅が入ったことで、クリーチャーやトークンを並べて本領を発揮するアタコマが使いにくくなったという事でしょうか。
また極上の炎技という４点火力が入ったため、アタコマの爆発力がなくとも
割とすぐに２０点削れるからというのもあるかもしれません。

・アブザンのサイドにアラシンの僧侶が入っていないのが意外でした。
赤単使いとしては、アラシンの僧侶→狩猟者→サイ　という(心の中で)台パンムーブをされただけで心が折れていたので。

・ケラル砦がプロツアーを終えて爆上げしていますね。
パッと見て強さがイマイチ分かりにくいですが、使ってみるとかなりの強さであることが分かります。
激憤の巫師と似たような能力ですが、これは３マナで大変異として出さなければいけないため、能力起動にタイムラグがありましたが、ケラル砦は出してすぐに仕事できる可能性があるのが非常に偉いです。また果敢持ちであるのがさらに偉い。
ただケラル砦を有効活用出来そうなのは赤単くらいで、搭載歩行機械やジェイスのように何のデッキにも入ると言うわけではなさそうなので、お値段はある程度になったら頭打ちになるような気がします。

・新たなマリガンルールが概ね好意的に受け取られていましたね。
一番恩恵を受けたのはやはり赤単や赤青アーティファクトなどのオールイン系のデッキでしょうか。
決勝戦の赤青みたいなのは極端だとしても、初手の良し悪しが勝敗に大きく左右するデッキが攻めのマリガンをしやすくなったのは大きいですね。
トップ8にオールイン系が多数残ったのはマリガンルールの変更が多少影響してるかもしれませんね。